「関東心霊庁シリーズ」

自走式人形とは?

その巨大ロボットは、呪われている。

 

自走式人形とは……

「心霊ドライヴ」によって増幅された心霊現象で動く、市松人形型 巨大ロボットである。(*心霊ドライヴ「自走式人形専用心霊現象増幅特殊駆動装置」)

 

自走式人形

・四季シリーズ、月シリーズ、花シリーズがある。

・心霊現象による自己修復機能があり、だいたいの破損や故障は元に戻る。

・心霊現象で動くので、物理現象を無視した運動ができる。

 

人形乗り

・操縦士は人形乗りと呼ばれる。霊感が低いことが絶対条件。

・搭乗時は、人形乗り専用「芳一(ほういち)スーツ」を着用する。

・操縦室内では、心霊現象によって、加速によるGや遠心力がかからない。

・ただし、操縦室内では、死者の声やラップ音が聞こえたりする。

 

端末少女

・四季シリーズと月シリーズの操縦室には、端末少女と呼ばれる、霊体インターフェイスが出現する。(花シリーズには端末少女は出ない)

・端末少女は、人形乗りが気に入らないと無視をして、出てこない。(最悪の場合、人形乗りを呪い殺そうとするので危険)

 

自走式人形


お春改(四季シリーズ)

・専属人形乗り:塚原桃子

・心霊ドライヴ2基搭載。

・全高33メートル。

・振り袖は、ピンク地に桜の花。

・最強の自走式人形。



お夏MK2(四季シリーズ)

・専属人形乗り:相羽成美

・全高33メートル。

・カラマズー心霊研究所との共同開発の自走式人形。

・心霊ドライヴの制御システムは、カラマズー心霊研究所のアレクサンドラ・ピーターソン博士によって、改良されている。

・振り袖は、青地にヒマワリ。

・アレクサンドラ・ピーターソン博士が嫌い。



お秋(四季シリーズ)

・専属人形乗り:早乙女多門

・全高33メートル。

・振り袖は、オレンジ地に紅葉。

・操縦システムとモニター連動システムが新型。(早乙女多門用にカスタマイズされている)



お冬(四季シリーズ)

・専属人形乗り:霧島仁美

・全高33メートル。

・振り袖は、赤地に寒椿。

・端末少女は、四季シリーズのなかでは、一番素直でおとなしい、とされる。(人間に対して、興味があるので、かえって危険とも考えられる)



水無月(月シリーズ)

・全高27メートル。

・振り袖は、黄色地にアジサイ。

・端末少女は、冷静沈着。



スミレ(花シリーズ)

・全高20メートル。

・振り袖は、薄桃色地にスミレ。