「関東心霊庁シリーズ」
主要登場人物


第1巻「お春改」


塚原桃子(つかはら・ももこ)

 お春改専属人形乗り候補生。

 関東大霊障の生き残り。関東大霊障により、両親と姉を失う。霊感が無いことが判明して、除霊局からスカウトされ、のちに「ゼロの桃子」と呼ばれる。高校卒業後、人形乗り候補生になる。

 

霧島仁美(きりしま・ひとみ)

 人形乗り有資格者で、除霊局のスカウト係。

 高校生の塚原桃子をスカウトした。かつては、旧お春の専属人形乗りだったが、搭乗中にお春に殺されかかってトラウマを抱える。

 

佐々木義雄(ささき・よしお)

 人形乗り研修所・教官。猫背の中年男性。妻と娘がいる。自走式人形に好かれている。

 

五十嵐蔵人(いがらし・くらんど)

 関東心霊庁除霊局・局長。身長180センチ超。やる気はないが、霊感が無いので出世した。関東大霊障後の対亡霊戦線の生き残り。

 

山之内要一(やまのうち・よういち)

 心霊現象関連工学博士。自走式人形の開発者の一人。存在感が無いので、透明博士と呼ばれる。

 

柿本奈美子(かきもと・なみこ)

 南関東整備工場・整備課長。自走式人形開発者の一人。

 

アレクサンドラ(サンディ)・ピーターソン

 アメリカ合衆国/カラマズー心霊研究所の科学者。

 

鮎川歩美(あゆかわ・あゆみ)

 除霊士。除霊班班長。

 

須藤惣吉(すどう・そうきち)

 除霊士。

 

根岸孝重(ねぎし・たかしげ)

 ヘルドッグ。



第2巻「お夏MK2」


相羽成美(あいば・なるみ)

 お夏MK2専属人形乗り。

 20体の移動性霊障を一気に除霊して、他の人形乗りたちの度肝を抜く。「20体殺しの成美」「ケンカキックの成美」「だけどちゃん」など、さまざまな異名を持つ最強の人形乗り。

 

アレクサンドラ(サンディ)・ピーターソン

 アメリカ合衆国/カラマズー心霊研究所の科学者。お夏MK2の開発担当者。ただし、お夏MK2に嫌われている。

 

堀之内唯子(ほりのうち・ゆいこ)

 四季シリーズや月シリーズの人形乗り。専属の人形を持たないバックアップ要員。端末少女には「メガネのおねえちゃん」と呼ばれる。

 

三上慶太郎(みかみ・けいたろう)

 花シリーズ・シオン改のテスト人形乗り。相羽成美の元カレ。

 

安松恭平(やすまつ・きょうへい)

 花シリーズ・ガーベラの人形乗り。

 

亜衣(あい)(別所亜衣/べっしょ・あい)

 人形整備士。相羽成美の友人。

 

加奈子(かなこ)(北角加奈子/きたずみ・かなこ)

 人形整備士。相羽成美の友人。

 

神田孝介(かんだ・こうすけ)

 邪神教団のヘルドッグ。

 

黒宮邪鬼(くろみや・じゃき)

 邪神教団教祖。


第3巻「お秋 ver.3.0」



早乙女多門(さおとめ・たもん)

 お秋専属人形乗り。37歳。バツイチ。

 ベテランの人形乗り。人形の操縦術に長けていて、移動性霊障の攻撃をさばくお秋の姿から「さばきの多門」の異名を持つが、陰では「秋のオッサン」と呼ばれることもある。

 

美紗(みさ)

 早乙女多門の別れた妻。

 

真之介(しんのすけ)

 早乙女多門の息子。

 

堀之内唯子(ほりのうち・ゆいこ)

 四季シリーズや月シリーズの人形乗り。専属の人形を持たないバックアップ要員。端末少女には「メガネのおねえちゃん」と呼ばれる。

 

大塚千鶴(おおつか・ちづる)

 北関東支局長。

 

谷原(たにはら)

 心霊情報分析室・室長。

 

黒宮魔子(くろみや・まこ)

 邪神教団教祖・黒宮邪鬼(くろみや・じゃき)の妹。

 

黒巫女(くろみこ)

 邪神教団巫女。

 

田所篤典(たどころ・あつのり)

 心霊関連工学博士。

 自走式人形の開発者だったが、除霊局を追われる。

 

小川(おがわ)

 邪神教団のヘルドッグ。



第4巻「水無月」


寺尾ルナ(てらお・るな)

 人形乗り。専属の人形は持たない。人形乗りとしての操縦術は平均レベルよりやや下。他の人形乗りからは「普通のなかの普通」「平均点」と評されている。人形の端末少女からなめられているが、嫌われてはいない。

 

針ケ谷友恵(はりがや・ともえ)

 寺尾ルナの女子高校時代の親友。剣道部主将。

 

花岡美咲(はなおか・みさき)

 寺尾ルナの幼なじみであり親友。

 

優斗(ゆうと)

 花岡美咲の彼氏。大学生。

 

佐藤(さとう)

 カラマズー心霊研究所の研究員。

 

御堂和歌子(みどう・わかこ)

 心霊情報分析室・課長。



第5巻「スミレ」(短編集)

第1話「心霊調査官」

 

宇佐見直政(うさみ・なおまさ)

 関東心霊庁/心霊情報分析室の心霊調査官。妻とは離婚調停中。

 

御堂和歌子(みどう・わかこ)

 心霊情報分析室・課長。

 

四谷早百合(よつや・さゆり)

 除霊依頼を出した家の夫婦の姪。

 

 

第2話「人形整備士/亜衣と加奈子の日常」

 

別所亜衣(べっしょ・あい)

 自走式人形の整備士。操縦室の整備担当。

 

北角加奈子(きたずみ・かなこ)

 自走式人形の整備士。整備班・副班長。

 

向井(むかい)

 新人の整備士。

 

 

第3話「逃げるヘルドッグ」

 

伊賀(いが)(偽名)

 ヘルドッグ。リーダー。

 

甲賀(こうが)(偽名)

 中年男性のヘルドッグ。

 

一郎、二郎、三郎、エイコ

 黄泉地帯ツアーの4人の客の呼び名(偽名)。

 

 

第4話「除霊ファイヤーズ」

 

別所亜衣(べっしょ・あい)

 自走式人形の整備士。操縦室の整備担当。

 

北角加奈子(きたずみ・かなこ)

 自走式人形の整備士。整備班・副班長。

 

持永理恵(もちなが・りえ)

 自走式人形の整備士。

 

吉田

 音楽制作会社の社員。

 

ブラックちゃん

 除霊ファイヤーズの新加入メンバー。

 

レッドちゃん

 除霊ファイヤーズのリーダー。

 

 

第5話「音楽鬼」

 

飯塚(いいづか)

 除霊士。背が高く、ひょろっとしている。

 関東大霊障の後の霊障伝播によって、父親を失う。

 

水野(みずの)

 除霊士。スポーツマン。飯塚より1つ年上。

 

保坂(ほさか)

 飯塚と水野の後輩除霊士。やる気がないように見える。

 

高柳(たかやなぎ)

 除霊班合同隊・隊長。元・黄泉ダイバー。

 

貴美子(きみこ)

 高柳の妻。除霊班・班長。

 

 

第6話「関東心霊庁除霊局/自走式人形スミレ」

 

星合啓太(ほしあい・けいた)

 人形乗り。専属人形を持たない。

 月シリーズと花シリーズに搭乗する。

 

沙羅(さら)

 星合啓太の妻。実家で暮らしている。

 

雄太(ゆうた)

 星合啓太の息子。幼稚園児。